ご挨拶
当社は、戦後復興間もない1948年創業のタワークレーン専門メーカーであります。
都市の復興やビルの建設工事が著しく進められていく中、建築用クレーンとして当時主流であった三脚デリック、ガイデリックのリベット構造から溶接構造への改良、建築基準法改正による建物高さ制限への撤廃を見据えた高層ビル建築用タワークレーンの自主開発に着手し1960年、国産初のタワークレーンを完成させました。
その後、超高層ビル建設に現在では不可欠のマストクライミングに関する特許取得を始め、環境問題が叫ばれ始めた中でのハイブリットクレーンの開発で商標「エコブリット」を登録。
建築工事の工期短縮のために開発された最上階クライミング工法クレーンの考え方は今では建築施工のスタンダードになっています。
またクレーン組立現場でのワイヤーローピング作業を簡略化したローピングレスクレーンの開発での特許取得など、めまぐるしく変化していく社会情勢の中、「易さの追求」をスローガンに時代の要求に呼応した新しい技術への取り組みを積極的に行い、常に業界をリードして参りました。
「歴史に学び」「経験に学ぶ」、そして次の新たな時代を想像し一歩、一歩確実に成長し新技術の開発、品質およびサービスの更なる向上で少しでも皆様方のお役に立ちたいと思っております。今後とも一層のご支援をお願い申し上げます。